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西部校

西部校【32期|前期課程】大人の遠足 ~工都・江津市の“小さくてもキラリと光る” ものづくりを知る旅~(10月の学園の様子)

掲載日 : 2023-10-31
くにびき学園は、学年ごとに登校日が異なります。西部校32期生(1年生)は、火曜日が登校日です。32期生が入学して1か月が経ちました。この時期には遠足に出かけます。しかし、火曜日は公立の施設が休館日になっているところが多く、毎年火曜日の遠足はお出かけ先に頭を悩ませてきました。

そこで今回は、民間企業をまわる“社会科見学風”の遠足に仕立てました。西部校の校区である江津市は、石州瓦などの焼き物が盛んで、ものづくりが盛んな地域です。ここにスポットを当てて、「工都・江津市の“小さくてもキラリと光る” ものづくりを知る旅」と題して、遠足を企画しました。

この日は、大正14年創業・現在はすり鉢専門メーカーとして高い全国シェアを誇る『元重製陶所』と、伝統的な手法で和紙の可能性を追求し続けている『石州勝地半紙・風の工房』へお邪魔しました。どちらも江津市を代表するものづくりの担い手です。

今回の遠足は、観光地は回らず、その土地に根付いたものづくりに触れる企画でしたが、学園生のみなさんの表情を見ていると、知ることの中の楽しさに気づいていただけたのではないかと思います。また、入学して1か月ということで、みんなで出かけて時間を共に過ごすことで、仲が深まったようにも思いました。

【今月の講義等】
3日 大人の遠足
10日 認知症予防のすゝめ/自分のカラダと向き合う リラックスヨガを楽しもう
17日 楽しい!役立つ!レクリエーション/クラブ活動について考える・卒業生の活動紹介
24日 人生100年時代を豊かに楽しく生きるために
31日 あいサポーター研修/身の丈にあった住民活動と持続可能な地域(事前学習)


(1)遠足で最初に訪れた元重製陶所

(2)工場内を見学したあと、元重専務(社長の息子さん)から、すり鉢づくりの様々なお話をしていただきました

(3)バス出発までの間、販売コーナーは大盛況

(4)昼食は「国産養殖うなぎ定食」と「とんかつ定食」の二択。うなぎが人気でした

(5)石州勝地半紙・風の工房にある「甑(こしき)とそどり小屋」。

(6)紙漉き体験もしました

(7)漉いた和紙に、周辺で摘んだ草花をのせて、葉書とミニランプをつくりました

(8)「人生100年時代を豊かに楽しく生きるために」の講義の様子。恒例の「人生道路地図」づくりをとおして、自分自身の半生を振り返りました

(9)こちらも恒例「5年後新聞」づくり。グループに分かれて、5年後の自分について発表

(10)この講義は今年も長野県シニア大学の内山二郎理事長にお願いしました。内山理事長、ありがとうございました!!