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西部校

西部校【30期|後期課程】災害時における栄養と食生活/視覚障がい者の理解と福祉機器

掲載日 : 2022-09-13
後期課程(2年生)に進級した30期生。
後期課程は、前期課程の学習を通し、興味や関心を持ったテーマや活動について、専門的、実践的に学び、卒業後の活動に向けた準備をしていきます。

午前中は、浜田市防災安全課に講師を依頼し、『災害時における栄養と食生活』について講義をしていただきました。コロナ禍でなかなかできなかった調理実習の講義。といっても、煮たり焼いたりといった調理はなし。災害が発生したときは、水道や電気などのライフラインが止まることもあるため、火器を使わず、少量の水で、栄養のバランスも考えられた調理をしました。最初は「こんな簡単な調理で美味しいのかな~」という受講生の心の声が漏れ聞こえてきましたが、いざ食べてみると「おいしい!」と絶賛。講義では調理だけでなく、栄養面で気をつけるべきポイントや、普段からの備えについてもアドバイスをいただきました。

午後は、島根県西部視聴覚障害者情報センターの柳井氏から、同センターの概要や、点字図書、視覚障がい者用の福祉機器の解説、点字図書室などについて講義をしていただきました。目や耳に障がいのある方が利用される図書や機器に施されている配慮や工夫などに触れ、受講生はとても興味深そうに話を聞いていました。点字図書は機器などの進化によりアナログからデジタルへ移行しつつありますが、全国的にも珍しいというカセットテープの音声図書なども所蔵されていました。こちらでは様々なボランティアを募集されておられますので、興味のある方はぜひお問い合わせください。

島根県西部視聴覚障害者情報センター

(1) 調理実習の食材

(2) 調理実習のようす

(3) 調理実習のようす

(4)点字が施された絵本

(5)新聞や書籍などを拡大して表示する機器

(6) 点字図書室も見学させていただきました