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西部校

西部校【30期|前期課程】みんなで取り組む地域自主防災(事前学習/実習)

掲載日 : 2022-01-18
今週から「災害・防災」をテーマにした学習がスタートしました。

午前中は、防災・危機管理アドバイザーの林繁幸氏に講師を務めていただき、
近年頻発している豪雨災害の事例をふまえながら、災害への備えについて学習しました。
「自分は大丈夫」という思い込みが避難の遅れにつながり、最悪の場合、命を落とす、という実例もあります。
また、自分の命だけでなく、隣近所や集落、地区など、共助の考え方を持って、災害に備えていくことの大切さを学びました。

午後の講義は実習として、「避難所運営ゲーム」を体験しました。
避難所運営ゲームはHUG(Hinanjo Unei Game)とも略され、全国各地で体験会などが開かれています。
浜田市防災安全課に講師を務めていただきました。
本来、グループをつくって複数名で行いますが、新型コロナウイルス感染対策として、学園生は“ひとりで”HUGを体験しました。
避難者は健康な方ばかりではありません。
病気の方、妊娠されている方、ペットを連れてくる方、などなど、次々に読み上げられるカードには多様な避難者の情報が書かれており、仮想の避難所(今回はいわみーるを想定)のどの部屋にどう配置するか、といったことを疑似体験しました。
--もし災害が起こったら
自分はどんな行動や対応がとれるのか。
避難者にはどんな配慮が必要なのか。
学生それぞれに様々なことを体験していただいたと思います。

来週は、避難所で実際に使用する資材の組み立てや使い方などを体験する予定です。

(1)2時限目の講義のようす。様々なケースの避難者情報が書かれたカードが次々と読み上げられ、判断が難しいと手が止まります。実際の避難所には次々と避難者が押し寄せるので、手を止めている暇はありません。そんなことを体験します。

(2)ゲーム終了後、「この避難者のケースはどうすればよかったか?」をみんなで考え、振り返りました

(3)1時限目の講義のようす