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西部校【29期|後期課程】フィールドワーク情報交換・共有/聴く力を身につける「傾聴」の基本

掲載日 : 2021-11-26
『介護予防・地域包括ケア』『こども食堂・ヤングケアラー』『歴史を活かした観光』の3テーマに分かれてフィールドワークを行ってきた西部校の2年生。
約一カ月ぶりに全員が登校し、各グループから11月に行った1回目のフィールドワークの実践報告(情報交換と共有)がありました。
各グループから10分程度、実践して分かったこと、感じたこと、活かしたいことなどを発表していただきました。
フィールドワーク前の学園生アンケートではフィールドワークについて「不安」と回答した学園生が多かったのですが、1回目の実践を終えて、たくさんの情報を得たり刺激を受けたりして、当初の不安な様子はもうありません。
12月からの2回目のフィールドワークも積極的に実践されることでしょう。

2時限目は、大田市池田診療所の元所長・長坂氏に講師を依頼し、『聴く力を身につける「傾聴」の基本』という講義を行いました。
傾聴は単なる日常的なコミュニケーションの手法にとどまらず、精神疾患の治療法にも取り入れられているそうで、専門は循環器科という長坂氏ですが、「これまで培ってきたこと、学んできたことを、仕事を終えたこれからも活かしていきたい」ということで、今回の講義を引き受けていただきました。
講義の冒頭、長坂氏から「くにびき学園の教育目標にもあるように、みなさんにはまだまだ“これからの人生”があります。昨今は若い人たちの悲しいニュースが多く心を痛める毎日ですが、だからこそ我々シニアの残りの人生には役割があるはずです。その役割を果たすときに大切なのが“聴くこと、傾聴”です」とお話いただきました。
『きく』という言葉には“聞く”と“聴く”がありますが、この二つの言葉の違いや、口から発する言葉と心の関係、気持ちを言葉や文字にすることの大切さなどを、演奏をはさみながらわかりやすくお話していただきました。
お話はもちろん、長坂氏が医師として携わってきた患者さんたちのエピソードをもとに作詞作曲された音楽はどれも素晴らしく、目元をハンカチで拭う学園生の姿も。
学園生からは「お話の内容はうなずけることばかり。オリジナルの楽曲も素晴らしかった」といった感想が寄せられました。

《フィールドワークとは》
くにびき学園後期課程(2年時)では、学園生が関心のある専門テーマについて、地域活動を実際に体験することで、地域の中に自分の力が役立ち、やってみたいと感じる多様な活躍の場(選択肢)があることを知り、地域活動に参加するための知識、技術を修得することを目的に“フィールドワーク”を実施しています。

(1)「今日は陶芸クラブだからちょっと寄ってみたよ」と卒業生が1時限目の発表の様子を後ろから見守っておられました

(2)昼休み、何かの出し物?を楽しそうに練習する学園生たち。29期生は入学して1年経ちましたが、年齢や性別をこえてすっかり仲良くなっています

(3) 講義は長坂氏作詞作曲のオリジナル曲の演奏からスタート!