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西部校【29期|後期課程】フィールドワーク実践(歴史を活かした観光)

掲載日 : 2021-11-12
西部校29期生(2年生)の歴史を活かした観光班は、FW実践の1回目の実習として、江津市在住の彫刻家・田中俊睎氏から、『石見根付』について話を伺いました。

根付(ねつけ)とは、江戸時代に使われた留め具のことで、煙草入れ、印籠、巾着などを紐で帯から吊るし持ち歩くときに用いられました。
全国でも根付の産地はいくつかありますが、山陰地方では江津市でつくられたものを『石見根付』と呼びます。

田中氏は元々は木などの彫刻に取り組んでいたそうですが、石見根付の祖である清水巌の作品から多大な影響を受け、以後根付も制作されています。
田中氏は、地元企業に勤めながら「1日24時間を8時間ごとの3つに区切って、一つは仕事、一つは寝て、一つは作品づくり」を続け、定年退職後の現在も精力的に作品づくりに取り組んでおられます。
実際の作品も見せていただきましたが、どの作品もとても精巧に、様々な意図をもってつくられていました。

フィールドワークは、単に知識を得て終わりではなく、学んだ内容を地域活動などに活かしていくところまで考えていきますので、この日学んだことをどう活かしていくか、今後の展開や如何に……。

フィールドワーク(FW)とは、学園生が関心のある専門テーマについて、地域活動を実際に体験することで、地域の中に自分の力が役立ち、やってみたいと感じる多様な活躍の場(選択肢)があることを知り、地域活動に参加するための知識、技術を修得することを目的に行われる、後期課程(2年生)の実習講義です。

(1)木彫りの根付。とても精巧です

(2)木のほかに、猪などの動物の牙で作られた根付もありました

(3)スライド資料をつかって石見根付の説明を受けました