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西部校

西部校【29期|後期課程】フィールドワーク実践(介護予防・地域包括ケア)

掲載日 : 2021-11-15
フィールドワーク(FW)とは、学園生が関心のある専門テーマについて、地域活動を実際に体験することで、地域の中に自分の力が役立ち、やってみたいと感じる多様な活躍の場(選択肢)があることを知り、地域活動に参加するための知識、技術を修得することを目的に行われる、後期課程(2年生)の実習講義です。

西部校29期生(2年生)の介護予防・地域包括ケア班は、FW実践の1回目の実習先として、江津市の『嘉久志町立脳活笑学校』(以下、「笑学校」)に参加してきました。
この笑学校は、嘉久志地域コミュニティ交流センターが平成27年から取り組んでいる、認知症予防を目的とした教室です。
元々は、江津市の企業・七田教育研究所が開発した認知症予防教材の実証実験として始まりましたが、同市内の嘉久志町で定着し、現在では運営費のほとんどを住民の月謝でまかなっている、地域の自主的な取組です。
「笑」学校というだけあって、教室の開催中笑いが絶えない、楽しい時間でした。

教室終了後、嘉久志地域コミュニティ交流センターの職員の方から、笑学校の運営に関する説明もしていただきました。
「楽しくやらないと、人が来ないからね。最初は仏頂面だったあのおじいさんも、今では表情がすごく柔らかくなりましたよ」という職員さんの言葉が印象に残りました。
認知症予防を目的に開催されていますが、地域の中の集う場、出かける場、コミュニケーションを楽しむ場にもなっていることが分かりました。
受入れをしていただいた、嘉久志地域コミュニティ交流センターの皆様、嘉久志町立脳活笑学校の皆様、ありがとうございました。

(1)参加者は嘉久志町の65歳以上が対象

(2)最初はみんなで校歌を歌います

(3)輪ゴムをつかった簡単な手指の運動。親指にかけた輪ゴムを片手だけで小指まで順番に動かします

(4)親指、人差し指、中指、薬指、小指へと輪ゴムを運びます

(5)輪ゴム運びに苦戦する学園生たち……

(6)教室終了後、職員の方から運営に関するお話を聞かせていただきました