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西部校【30期|前期課程】新たな支え合い事業 井野地区「いのまるマーケット」の取り組み(事前学習)/見守り・つながり・支え合う「わが家」のような地域づくり

掲載日 : 2021-10-26
午前の1時限目は、浜田市三隅町井野地区で今年4月からはじまった事業『いのまるマーケット』について学びました。
人口約600人の井野地区は、高齢化率が高く、浜田市の生活路線バスは決まった曜日の運行、地元商店も1軒という状況ですが、地域住民や行政、企業や団体が協力して、月に1度、『いのまるマーケット』という事業が行われています。
講師の若菜氏(井野まちづくりセンター長)は、ご自身の生い立ちや、地元三隅町での暮らしの中で経験したこと、感じたことも含めて、「だから、いのまるマーケットをやるんです」という“気持ち”の部分も語ってくださいました。
地域の課題を解決するときに、「仕組みづくりが大事だ」という話を聞きます。
井野地区の場合は、いのまるマーケットという仕組みを動かす人に「やるんだ!」という強い、熱い気持ちがあり、毎月のたいへんな運営を続けておられます。
事業をうまく進めるという手法だけでなく、“気持ち”の部分にも触れ、学園生からは「住民主体を忘れず実施されている様子がよくわかった。センター長の志、向上心、意欲を感じた」と感想がありました。
来週は、いのまるマーケットへ“現地学習”に出掛け、振り返りも行います。

午後の2時限目は、浜田市社会福祉協議会の田邨氏にお越しいただき、同協議会が取り組んでいる『ゆるつなプロジェクト』について学びました。
島根県は全国的にみれば地方、都会地からみれば田舎ですが、そんな島根県や浜田市でも隣近所との支え合いやつながりは、昔と比べると希薄化している、という声を聞きます。
地域社会や人とのつながりを絶やさないために、同協議会では「さりげなく」「無理をせず」「ゆるやかにつながり合う」工夫や知恵を地域から募集しています。
講義では、地域の中ですでに実践されている“ゆるつなな取り組み”を動画で紹介していただきました。
動画では、取り組みを実践している住民へのインタビューや実際の様子などを動画で撮影し、編集されたものを視聴しました。
絵や言葉で説明するよりも実際の様子を動画でみるのは圧倒的に分かりやすく、学園事務局としても今後の広報に動画は欠かせない……と感じました。
話が逸れましたが、1時限目とは違うアプローチで、地域住民の健康やつながりづくりができることを学ぶことができました。

いのまるマーケットのロゴは、若菜センター長がデザインされたそうです。「まる」に込めた意味も教えていただきました。

1時限目の講義の様子。

2時限目の講義の様子。ゆるつなな取り組みについて、4事例を動画で紹介していただきました。