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西部校

西部校【30期|前期課程】人々のつながりの力/島村抱月と松井須磨子の藝術と戀

掲載日 : 2021-09-28
午前中は、『人々のつながりの力 ~地域の力が地域の健康を支える~』と題して、日本福祉大学の宮國康弘氏に講師を務めていただきました。
日本は世界トップレベルの長寿国ですが、統計的には長寿と介護費は正の相関関係があり、介護費は介護保険料に直結します。言い換えれば、“健康で”いつづけることが大切になります。
健康は、食事、運動、睡眠が大切だと言われていますが、「人や社会とのつながり」が健康にも影響を及ぼしていることが長年の研究で明らかになってきています。
様々な統計や研究結果を引用して、多面的に、分かりやすくお話をしていただきました。
学園生からは
「最近就労が少しきつくなってきていたが、講義を聞いてもう少し頑張ってみようと思えた。就労も人とのつながりがあるので!」
「今日学んだことを自治組織の活動につなげたい(場づくりの大切さ)」
といった感想が聞かれました。

午後からは、くにびき学園の学習領域の一つ「ふるさと島根の理解」に関する講義として、浜田市出身で「日本新劇の父」と呼ばれる島村抱月について学びました。
長年、島村抱月について研究をされ、シマネスクくにびき学園西部校でも主任講師を務めていただいてきた岩町功氏に講師をお願いしました。
岩町氏は若い頃に演劇に出会い、そののち同郷の島村抱月の存在を知って、研究を始められたそうです。
現在も浜田市内の演劇で演出などを担当される岩町氏のお話は軽妙かつ惹きつけられる内容で、島村抱月の人生を追体験するような90分でした。
学園生からは「島村抱月のことは時々耳にしていたが、今日の講義でとても身近に感じられた」「岩町先生の情熱、力強さ、尊敬します」との感想がありました。

午前中の講義のようす。西部校30期生にとって初めてのリモート講義でした。

午後の講義のようす。とてもパワフルな岩町先生。

放課後、学園事務局は来週の講義に向けてリモート会議でした。