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西部校

西部校【29期|後期課程】人とつながり、まちを元気にするコミュニティナースの役割/心と体を整えるフレイル予防運動療法

掲載日 : 2021-09-17
突然ですが、『コミュニティナース』という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
看護の世界では、コミュニティナーシングという“考え方”があります。
「医療施設ではなく、地域の中に看護できる人がいて、何気ない暮らしの中で健康づくりのアドバイスをする」というものです。
午前中の講義では、県西部でコミュニティナースとして活動している二人の看護師の方を講師としてお招きし、医療施設ではなく、地域の中でどのようにコミュニティナーシングを実践しているかをお話していただきました。
コミュニティナースは資格ではなく“あり方”“コンセプト”です。
看護師などの公的な資格がなくても、専門的な知識を持ってアドバイスやケアができなくても実践できる『健康おせっかい』について学びました。
コミュニティナースという言葉は学園生も初めて聞く言葉で、「資格なのか?」「普段地域でやっている見守りや声掛けと何が違うのか」「病院や介護施設に勤めずに、どうやってコミュニティナースを実践するの?」といった素朴な疑問がたくさん出ました。
当初予定していたラベルワークをやめて、質疑応答を徹底的に行いました。
ナースという言葉からどうしても看護師を連想してしまいますが、資格ではなく“あり方”“コンセプト”であることは理解していただけたようです。

午後からは、ヨガインストラクターの三上明日香氏にお越しいただき、『心と体を整えるフレイル予防』の観点からヨガを体験させていただきました。
ヨガと聞くと「きつそう」「体が硬くて無理!」と思われるかもしれませんが、三上氏にはシニア向けのプログラムを用意していただきました。
足、肩、お腹など一つ一つを意識して動かしながら、ゆったりと90分、ヨガを体験しました。
「フゥー、何かすっきりした!」と心も体もリフレッシュして、学園生のみなさんは下校されました。

午前の講義のようす。講義中の小休憩の時間も質疑が止まりませんでした。

午後の講義のようす。体の堅い人も無理せずできる範囲でヨガを体験しました。

講義が終わったあとは、学園生自らモップがけ!