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西部校

西部校【振り返り】郷に入っても自分らしく? 島根で暮らす外国の方々/前期課程中間振り返り2

掲載日 : 2021-03-19
多文化共生の連続講義『郷に入っても自分らしく? 島根で暮らす外国の方々』の振り返りを行いました。
事前学習や交流会を振り返りながら、日本で暮らす外国の方々とのコミュニケーションの心構えを学びました。
先週の午前中はやさしい日本語を学び、午後の外国の方々との交流会で
やさしい日本語を実際に使ってみる、ということを行いました。
学園生からは
「やさしい日本語は難しかった」
「声の速さの配慮や語彙力も必要だと思った」
「やさしい日本語がかえって相手に失礼なのでは?と感じた」
「お互いの違いを認めることも必要」
など、実践してみての感想をいただきました。
感想に正解も不正解もありませんが、多様な感想が出たということは、
それぞれにしっかりと受け止めて感じたものがあった、ということだと思います。
3週にわたり講師をつとめていただいた、しまね国際センター西部支所の佐々木和美さん、ありがとうございました。

午後は、前期課程の中間振り返りパート2を行いました。
12月末に行ったパート1では、自分の強みや興味関心と、地域との接点を考えるワークをしました。
今日のパート2では、半年間学習してきたことの“棚卸し”をしました。
何を覚えているか?ということよりも、学んだことから得た気づきや、
自分の今後に役立ちそうなことは何だったか、といったことを振り返りました。
前期課程の最後には「前期課程の振り返り会(学習成果発表会)」も控えています。
パート1よりもさらに難しい内容でしたが、
後期課程(2年生)からはじまる『フィールドワーク』に向けて、
自分の興味関心を整理していただけたと思います。

とある学園生がこんなことを言っておられました。
「くにびき学園のいろいろな講義を受けて、今まで興味がなかったものも、講義をとおして知ることで興味がわいた。毎日目をとおす新聞も、今までは読み飛ばしていた記事も気になって読むようになった。学ぶことで自分自身が変わっていることに気づいた」
学ぶことに年齢制限はありません。
前期課程も折り返し。4月からも学びは続きます。

午前中の前半は、多文化共生の意義について考えました。

振り返った内容を、3人グループをつくって発表(共有)しました。

午後の「前期課程中間振り返り」の様子。