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西部校【現地学習】今福線が観光資源になるまで

掲載日 : 2021-02-12
今週も山陰の冬には珍しく晴れの天気。現地学習日和となりました。

今日は連続講義『今福線が観光資源になるまで』の現地学習でした。
いわみーるから大型バスに乗り、旧線(戦前に計画・着工された路線)に沿って今福線ガイドの会から車内ガイドをしていただきました。
川の中にたたずむ古びた橋脚、その先の山の茂みの中にぽっかりとあいたトンネル。
ガイドを聞きながら「あ!見えた!」「どこどこ?」と学園生たちは車窓から鉄道遺構を見つけて楽しんでいました。
途中下車して橋脚群をじっくりとガイドしていただいたり、今福線の見どころである『おろち泣き橋』や『下長屋トンネルと新旧交差地点』なども見学したりしました。
「こんな学習がなければ、今福線のことはずっと知らなかったと思う。何気なく通っていた道にも歴史があることが分かった」
「今福線は3回目の訪問だが、いつも地元ボランティアの熱心なガイドと周辺の環境整備に対して頭が下がる思い」
と受講生からの感想がありました。
鉄道遺構の素晴らしさはもちろん、それを支えている地域の方々の思いや熱心な活動が学園生にも伝わったようです。

午後からは、今福線を少し“脱線”して、浜田市金城町の美又地区を訪れました。
同地区を拠点に活動しているNPO法人『美又ゆめエイト』さんから、事業の内容や経緯についてお話をしていただきました。
NPO設立の前身である、美又湯気の里づくり委員会が設立されてから約10年。
設立当時から『黒』を主軸とした商品開発に一貫取り組んでおられ、黒大豆を使った豆腐や、黒米焼酎(アルコール度数35度!)なども販売していただきました。
学園生からは「聞くだけならたやすいが、実際に製品を完成させるまでには大変な苦労や行程が必要だと感じた」といった声が聞かれました。

午前と午後でテーマは異なりましたが、いずれも地域の方々が地道に活動を積み重ねておられる様子を学ぶことができました。

旧線橋脚群にて。

旧線橋脚群の橋台から。

おろち泣き橋にて。

徒歩移動中、「ふきのとうだよ」と学園生が教えてくれました。

地元の方が年に数回草刈りをされていて、歩きやすい道が維持されています。

旧線と新線の交差地点で集合写真を一枚。

現地学習では昼食も楽しみの一つ。地元の旅館にお願いして、黒大豆の豆腐やおから、黒米を使ったお弁当をつくっていただきました。

少し早いですが、女子から男子へバレンタインデーチョコのプレゼントも。

今日は山陰中央新報社の取材もありました。この日の様子は3月発行予定の『しまねすまいるdays』に掲載予定です。

午後の講義は美又公民館で行いました。

黒豆腐や焼酎の販売。

黒豆腐などの加工食品をつくっている工場も見学させていただきました。