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西部校【現地学習】棚田の保全とお米のブランド化

掲載日 : 2020-10-16
先週、事前学習で浜田市旭町坂本地区の『棚田の保全とお米のブランド化』について学びました。
事前の座学に加えて現地で実際に見て、生の声を聞くことも大切ではないか、ということで今年度からは『現地学習』にも取り組んでいきます。
座学⇒現地⇒振り返りという3段行程の講義は全8回を予定していますが、今回はその最初の講義になります。

天気にも恵まれ、秋晴れのこの日、西部校の学園生たちは坂本地区を訪れました。
バスを下車後、学園生は棚田のある谷の上を目指して歩きました。
到着すると収穫カゴと板を渡した特製ベンチがあり、学園生を歓迎する横断幕もありました。
坂本地区の心のこもったおもてなしを感じます。

午前中はそこを会場に、まずは地元自治会長から歓迎の一言をいただきました。
「世帯数が少なく、高齢化率も高いため、何もかもみんなで兼務しながらやっている」
という一言に坂本地区の現状を感じ取りましたが、歓迎のおもてなしなどからは、人口が少ない地域だからこそ助け合って暮らしている、地域の人たちの強い結びつきも感じました。

その後、坂本地区の『農事組合法人さかもとのもと』代表理事の河野氏から、棚田を守ることの意義や、作ったお米をブランド化するに至るまでの苦労話など、お米をつくる当事者の目線でお話をしていただきました。
普段何気なく食べているお米の裏に、たくさんの人たちの努力の積み重ねがあることを知りました。
集落や水田のまわりはイノシシや熊よけのための鉄柵や電気柵が設置されています。
厳しい中、素晴らしい風景と環境が残り、受け継がれている地区を垣間見ることができました。
「坂本の農地とこの景観を守りたい、その一心だった」
という河野氏の言葉がとても印象に残りました。

午前中たくさん歩いてお腹はペコペコ。
待ちに待った昼食は、坂本米の三種食べ比べ!地元のみなさんが朝から仕込みをしてくださり、副菜、和え物、酢の物、汁物、香の物、水菓子、甘味と、とても豪華なお昼ご飯となりました。
食べ比べてみた学園生たちは
「噛めば噛むほど味の違いが出てきた」「もっと食べないとわからん!」
といつも以上に一口ひとくちに集中して味をかみしめる学園生たちでした。

午後からは、地元の「お宝スポット」をめぐりました。
有名な観光スポットではないかもしれませんが、視点を変えれば地元の人しか知らない、語り継がれてきたその土地にしかない”地域の宝”です。
説明を聞きながら、「へぇ~」「そんな歴史があるんだ」とそれぞれに感想を口にしていました。
スポットめぐりのあとはなんと「ティータイム」ということでお茶とスイーツまでご用意いただきました。

坂本地区のみなさま、ありがとうございました。

バスを降りて、棚田のある谷をのぼっていきます。なかなかの急傾斜です。

地元の方々がご用意してくださった特製ベンチ。

日本の里山の風景を眺めながらの講義です。

午前中の講義が終わり、集合写真。

坂本米三種食べ比べ!(コシヒカリ、つやひめ、きぬむすめ)

副菜や汁物など。里山御膳といっていい豪華な昼食でした。

地元で昔から大切にされているお地蔵様。

滋賀県から勧進したといわれる地元の神社。

バスが見えなくなるまで、手を振ってくださいました。