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西部校

西部校【32期|前期課程】買い物も、健康チェックも、会話も、笑いも(3月の学園の様子)

掲載日 : 2024-03-29
皆さんは、日常の買い物に不自由をしていませんか?
3月14日、山陰中央新報の1面には「島根 限界集落増918カ所」の見出しで「生活機能維持へ対策急務」との報道がありました。
生活機能の一つに、日常の買い物があります。食料品、日用品、燃料(ガソリン、灯油)など、普段の生活に欠かすことのできないものを、近くに商店などがないために遠くの街まで出かける必要がある。
そういった状況の集落が増えているようです。

これを地域で支えようと、各地で様々な取り組みが行われています。
浜田市三隅町井野地区でも、地域住民の買い物支援、交流と見守りの場として『いのまる広場』という催しが月1回開催されています。
3月5日、現地学習ということで『いのまる広場』へ出かけて、実際の様子を見させていただきました。

昭和24年に開校した旧井野中学校を改修した井野まちづくりセンターの体育館が会場。
地元商店や移動販売車は食料品や日用雑貨を、草木染愛好家のグループが作品の展示と販売をされていました。
また、介護予防コーディネーターによる介護予防体操、井野地区在住の元看護師の方による血圧測定と健康相談ブースと、たくさんの方々が関わっておられました。
午前中はこれらを見て回ったり、買い物をしたりしました。

昼食をはさんで、午後からは振り返りを行いました。
井野地区では「住民の命と暮らしを守る」ことを掲げ、いのまる広場の他にも様々な事業を住民主体で取り組んでおられます。
「救急車も迷うことがあった」という同地区の道路にお手製の看板を立てて、消防署とも連携し「救急車が迷わず到着する」仕組みをつくったというお話もしていただきました。
これについても「とても参考になった」という感想が学園生からありました。

【今月の講義等】
5日 新たな地域の支え合い「いのまる広場」(現地学習・振り返り)
12日 男女の出会いを支援する「しまね縁結びサポーター」/生きがいやりがい活動見本市ミニ
19日 地域の支え合いマップをつくってみよう/学友会活動

(1) 趣ある校舎を背に記念撮影

(2) いのまる広場の様子

(3) 救急車が迷わないようにと手づくりした看板。制作秘話も聞かせていただきました。