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西部校

西部校【32期|前期課程】やさしい日本語、使えていますか?(2月の学園の様子)

掲載日 : 2024-03-01
“多文化共生”をテーマに、『島根で暮らす外国の方々への理解』を深めるための連続講義。
この連続講義は、しまね国際センターに講師を務めていただきました。
先週の事前学習を経て、2月13日は島根県内にお住いの外国の方々と実際に交流をしました。
1時限目は交流に備え、事前学習で触れた『やさしい日本語』について、具体的に学びました。
お相手によっては、無理にその方の母国語に合わせたり、英語で話そうとしたりするよりも、『やさしい日本語』のほうが通じやすいこともあるそうです。
例文を使い、「一文を短くする」「尊敬語や謙譲語を使わずに言い換える」といった練習をしました。
普段使っている日本語を『やさしい日本語』に言い換えるのは意外と難しく、学園生たちは苦戦しながらも午後からの交流に向けて頑張りました。

午後からは、県内にお住いの外国の方5名にお越しいただき、5グループに分かれ、午前中に学んだ『やさしい日本語』でコミュニケーションに挑戦!
ゲストの外国の方々も、知っている限りの日本語を使いながら、一生懸命伝えようとされていました。
どちらも「伝わった!」という瞬間がとても楽しそうでした。受講した学園生からは

「もっと時間が欲しかった。すごく楽しかった」

「普段の話し方がダラダラしているので、この話し方だと外国の方にはとても分かりにくく、困らせてしまうかもと思いました」

「互いを思いやりながら、出会い、会話ができる社会でありたいと思う」

といった感想がありました。

【今月の講義等】
6日 共に生きる!島根で暮らす外国の方々への理解(事前学習)/学生自主活動
13日 共に生きる!島根で暮らす外国の方々への理解(交流学習)
20日 共に生きる!島根で暮らす外国の方々への理解(振り返り)/石見銀山のまちづくり
27日 新たな地域の支え合い「いのまる広場」(事前学習)/前期課程の振り返り会について(説明)

(1) 午前中の講義の様子

(2) 午後の交流の様子