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卒業生の活動

東部校園芸29クラブ 県立美術館松剪定活動報告(今年度2度目)

掲載日 : 2022-11-07
島根県立美術館の松の剪定は、くにびき学園東部校園芸科23期が授業の成果を発揮できるボランティア活動として
始めたものです。
以来、代々の園芸科が引き継いできましたが、29期で園芸科が廃止となり引き継ぐ者がいなくなりました。
美術館からはその成果を非常に評価して頂き、活動の継続を強く要望されました。
そこで我々は「園芸29クラブ」を結成し、その活動のメインとして年2回の松の剪定を継続して行うことにしました。
しかし、単独では活動が困難であり園芸科OBのみならず他科OBにも協力を依頼したところ、多くの方に賛同を頂き、
回を追うごとに参加者が増え、活動の継続に心強いご支援を頂いています。

10月18日(火)9時からの本番作業には、当会員17名に加え、21名の皆さんにご参加頂き、波多伸行先生のご指導の下、
総勢39名で剪定作業を行いました。
あいにく小雨がぱらつく天候でしたが、皆さんの熱心な取り組み姿勢に呼応するかのように途中からはすっかり晴れ上がり、
無事にすべての作業をやり終える事が出来ました。
その出来映えには2時間半の苦労が報われました。

6月1日にリニューアルオープンした県立美術館は、様々な興味深い企画が目白押しです。
皆様にも是非ともお出かけ頂き、鑑賞のあとには玄関ロビーに佇んで頂き、その素晴らしい景色も堪能して頂き、
前庭にも回って頂き剪定を終えた松の出来映えをご確認頂ければ幸いです。
作業は剪定だけでなく様々な作業があります。
また、作業前には波多先生から当日の剪定ポイントの説明があり、作業中には担当した松で丁寧な直接の指導もあります。
作業に興味のある方、自宅の松の剪定を自分でとお思いの方等々、多くの方の参加をお待ちしています。
最後に、ご協力を頂きましたくにびき学園OBの皆様に厚く御礼を申し上げます。

園芸29クラブ 代表 浜村悦郎

■写真1~7枚目
10月11日(火)午後、波多伸行先生のご指導による事前研修を行い、コブ状の枝をなくすための剪定の仕方を
教えてもらいました。
主に枝先端の強い枝が残ってコブ状になるのを防ぐために、まず松の木上部の上に伸びた強い枝を切り取り、
剪定しにくい上部部分を先に剪定しました。

■写真8~13枚目
10月18日(火)9時からの本番作業は小雨模様でしたが、作業を進めました。
マーブルテレビさんが取材をしてくださり、後日放映されました。