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卒業生の活動

東部校園芸29クラブ 松の剪定活動報告1

掲載日 : 2022-06-28
島根県立美術館前岸公園松剪定を実施しました。
くにびきネットワークの皆さまのご協力、ありがとうございました。
園芸29クラブ

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園芸29クラブは、ちょうど2年前コロナ感染が始まった中で結成しました。
その活動のメインとなってきたのが、年2回の県立美術館前岸公園の松剪定です。
この2年、会員を中心に一部園芸科OBの皆様の協力も得ながら続けてきました。
しかし、後継者がおらず会員のみでは負担感も大きい事から、今回、くにびき学園同窓ネットワーク加入団体に
呼びかけた結果、下記の団体にご協力を頂き、無事に終了することができました。
参加して頂きました団体・個人の皆様をはじめ、参加要請等にご協力頂いた津森会長をはじめとするネットワーク
役員の皆様に心より御礼申し上げます。

令和4年6月21日(火)9時~11時半 松剪定作業参加団体・個人
*くにびき学園東部校園芸科OB 24期4名、26期1名、28期3名
*くにびき・彩陽会2名
*FUKU・にいさん会4名
*園芸29クラブ18名

6月21日(火)9時からの作業には、園芸29クラブ会員18名に加え14名の皆さんにご参加頂き、波多伸行先生の
ご指導の下、総勢33名で剪定作業を行いました。
この時季、急激に暑くなり作業も大変だと予想していましたが、この日はどんよりとした曇り空で風も吹き、
作業の進行を助けてくれました。
約2時間をかけ、無理なく作業は終わりました。
園芸科の恩師である波多伸行先生を交えて行う剪定作業は、くにびき学園在園時に戻ったような新鮮な気分で、
このコロナ禍の重たい気分を少し吹き飛ばし、私たちの心の中を清涼感ある風が吹き抜けていくようでもありました。
それは、突然顔を合わせた者同士であっても、学園で学んだボランティア精神の醍醐味だったのかもしれません。
6本の松の木に数人ずつ分かれて行う作業で、私たちが毎年続けて来ている松への愛情も深まり、
「次回もこの木を剪定したい。」という要望も聞かれました。

6月1日に、1年間の休館を経てリニューアルしたばかりの美術館です。
美術館玄関ロビーから見たこの公園と背景となる宍道湖の景色は、すばらしいものがあります。
オブジェだけでなく松の木があってこそ湖岸の風景が開けてとてもいきいきと映ります。
城下町らしい佇まいが松を植えた湖岸道路に続き、嫁島が日没の宍道湖の景色を引き立ててくれます。
今後もこの風景の素晴らしさを感じながら、松剪定が続けられればと思います。
そして、美術館ともども更にたくさんの観光客や市民の憩いの場となっていくことを願っています。

今年度2回目の剪定予定は下記のとおりです。
変わらぬご協力をよろしくお願い致します。
日時 10月18日(火)9時~11時半
場所 県立美術館前岸公園現地集合

(佐藤るり子 記)