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卒業生の活動

西部校活動便り No.14 サンキュー盛春 社文

掲載日 : 2022-04-21
4月13日(水) 三刀屋の御衣黄及び永井隆博士の記念館にメンバー6人で行きました。
空を気にする天気でしたが、年がいもなく、何を着ようか? 遠足みたいに
寝れなかった、朝早く目がさめた等々、車中では迷想(いねむり)にふける始末
食事時は、「私の膳にはカラアゲ無いよ」「ホント、タクアン無いよ」「小皿ないね」と大騒ぎ
楽しい食事の1コマでした。
三刀屋川の川土手には、御衣黄、ピンクの八重桜、八重のしだれ桜等、
桜ざんまいを満喫、ウバ桜も満開に笑いがたえませんでした。
食事処の前が、永井記念館、国道側には、その象徴高さ6mの「平和の鐘」の
モニュメントがありました。外側の2本の柱とその間の鐘で教会を表し、中の2本の
柱は、上部はピースサイン、下部は人という字で祈りをイメージしているそうです。
展示室には、亡くなった夫人が身につけていたロザリオのレプリカ、如己堂の
複製もありました。如己堂とは、己の如く隣人を愛せよという言葉から名付けた
と言われ、2畳1間に2人の子供と住み、多数の著書を執筆されました。
昭和23年には、ヘレン・ケラー女史、24年には、昭和天皇が拝謁されたそうです。
人類愛にみちた医学博士、医師としての使命を果たされた痕跡を目の当たりにして
今のウクライナ戦争のニュースを聞くにつけ、胸のつまる思いです。
「この子を残して」の著書の記憶がよみがえり、本当に世界の平和がもどる事を
願いながら、帰途につきました。