資料請求 お問い合わせ

卒業生の活動

東部校松徳学院、平田小学校で「エコチャレンジ講座」を開催 ~くにびきエコクラブ~

掲載日 : 2018-07-11
くにびきエコクラブ (会員 44 名 / くにびき同窓ネットワーク加入グループ) は、環境創作劇の上演と参加型環境学習による「エコチャレンジ講座」を、6 月 16 日に松江市上乃木の松徳学院で、また同月 28 日に出雲市平田町の平田小学校で開催しました。松徳学院では中高生約 120 人、平田小学校では 5 年生 54 人と保護者約 15 人が参加しました。
各地の学校に赴いて、若い世代に環境問題への正しい理解と積極的な関心を促すこの取り組みは、当クラブの中核活動としてクラブ発足以来 10 年間近く継続しているものです。
両校で上演した創作劇「宍道湖の夜明け」(山口信夫 作・演出) は、宍道湖のしじみ漁師たちが地球温暖化の進行で将来しじみが採れなくなることを知り、結束して温暖化防止に立ち上がる物語です。劇を通し、地球規模の環境改善のために私たち一人一人が日々の生活のあり方を見直そうと訴えました。
参加型学習では、共に「節電」をテーマに、児童生徒たちが LED や蛍光灯など異なる電球の消費電力量を測定して二酸化炭素排出量を算定・比較する実験に参加し、環境により優しい器具の選択について学びました。
平田小学校では「ごみ減らし」のテーマも加え、児童たちが適切なごみ分別に挑戦しました。
今回学んだことを基に、児童生徒たちには温暖化防止のために自らが家庭の中で何ができるかを考え、具体的な項目を挙げて実践していくことを宿題としてもらいました。子どもたちの挑戦に期待しています。(記 : 藤井 礼子)

「宍道湖の夜明け」の一場面

消費電力の比較実験を行う生徒たち(松徳学院)

ごみ分別に挑戦(平田小学校)

劇出演者・スタッフとして参加した会員たち(平田小学校)