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東部校

東部校【33期】里山を照らすのは?(12月の学園の様子)

掲載日 : 2023-12-22
一段と寒くなってきた12月。
大雪の影響で22日は休講になってしまいましたが
今月も現地学習に出掛けました。

重点的なテーマについて、
事前学習→現地学習(実習)→振り返り
という形でより深く学ぶ前期課程(1年目)。
今月は、「地域活性化」のテーマについて学びました。

今回は、「里山照らし隊」の取り組みについて、
隊長の影山邦人さんに2週に渡り説明いただきました。

里山照らし隊は、雲南市吉田町民谷の宇山地区の住民の皆さんからなるグループで、10年、20年先の地域の姿を考えて活動されています。

8日は、現地学習として雲南市吉田町民谷にある活動拠点のシェアハウスを訪れました。
当日は、雲一つない快晴で、里山の穏やかな雰囲気を感じました。

午前中は、影山さんと副隊長の須山さんに里山照らし隊の活動などについて講義いただいた後、
質疑応答の時間を取っていただきました。
また、前週の事前学習で学園生から要望のあった神楽のお面も見せていただきました。
質問時間では、獣害対策などについても質問がありました。

昼食をはさんで午後からは、
午前中に続き質疑応答と意見交換の時間となりました。
影山さんからは、宇山地区を持続していくために、
里山照らし隊の活動では、
経済ではなく人をつくっていきたいというお話をいただきました。
また、たたら製鉄が盛んだったころの地図も見せていただきました。

学園生の感想は以下のとおりです。
「山間地でも人の熱意で地域は活性化し、周辺から人が来ることを学びました。」
「宇山地区の環境保全がとても素晴らしかったです。耕作放棄、荒れ地がほとんどなく、草刈り、手入れなど感心しました。」
「行政に頼るのではなく、地域に見合った暮らし、環境づくりを地域の人たちが本気で考える事が大事(地域縁を通して)な事なんだなと学びました。」

【今月の講義等(前期課程)】
1日 20年先の地域の姿を見据えて~里山照らし隊の活動~(事前学習)/遺産・相続・遺言
8日 20年先の地域の姿を見据えて~里山照らし隊の活動~(現地学習・振り返り)
15日 卒業生の活動について/あいサポート研修
22日 12月までの振り返り/認知症予防のすゝめ→大雪のため休講

8日現地学習で訪れた宇山地区の様子です。

里山照らし隊の活動(事前学習)

有限会社藤本米穀店 代表取締役社長の藤本真由さんからお米屋の視点での協力についてお話しいただきました。

遺産・相続・遺言

20年先の地域の姿を見据えて~里山照らし隊の活動~(現地学習・振り返り)

民谷地区のお祭りで行う神楽のお面も見せていただきました。

学園生からは、獣害対策などについても質問がありました。

午後も活発に質疑、意見交換を行いました。

昔の民谷地区の地図も見せていただきました

卒業生の活動について

卒業生のサークル紹介

あいサポート研修