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東部校

東部校【32期】1頭の駆除イノシシからはじまった地域おこしの20年~山くじら物語~(現地学習)

掲載日 : 2022-11-15
11月15日、32期生の皆さんは美郷町に出かけました。
先週から始まった「1頭の山くじらから始まった地域おこしの20年~山くじら物語~」の現地学習で、初めての校外学習となります。
美郷町役場美郷バレー課の安田亮さんに出迎えていただいた後は、鳥獣害対策になる栽培方法等を住民の方と一緒に実践されている井上雅央さんからお話を伺いました。
実際に畑も見せていただき、無意識で餌付けをしてしまっていることや動物の気持ち(隠れるところがある)になって考えることの大切さを聞き、学園生はうなずきながら聞いていました。

集会所へ移動してからは、地元の団体「青空クラフト」「青空サロン」の代表をされている安田兼子さんからお話を伺いました。
畑の勉強会として井上さんのお話を聞いたことから、地域を挙げて鳥獣害対策に取り組むようになったことなどを聞かせていただきました。
団体の立ち上げ等と聞くと大変そうですが、新しいことを始める時は仲間に聞いてみて、できることややりたいことを楽しみながらやっているということで、力まず無理せず活動されている様子が伺えました。

井上さんを始め、すべての方がとても熱心にお話しいただいたり、集会所の会場設営やおもてなしまで、大変お世話になりました。
関係者の皆さま、ありがとうございました。

学園生の感想の一部です。
「美郷町の地域おこしへの取り組みが素晴らしく、同じ県に住んでいながら初めて聞くことで、現地の確認となった。雅ねえさん(井上さん、以下同じ)の説明に納得!でした。こうした現地研修は、新しい知識としてとてもうれしいです。」
「島根は広いなと思いました。雅ねえさんの、120歳まで暮らせる地域(畑)、動物や植物の特性を分かった上での人間の行動というお話は印象に残りました。代表の安田さんのお話は、自分の持っている何かをしたいパワー、身の丈に合った楽しい活動という、見学そのままの風景で自然でした。これからの暮らし方の上で、とても参考になりました。」

井上さんのお話

動物の隠れ場所を作らないようにするには…

120歳まで続けられる畑とは…

集会所への道すがら、案山子づくりのポイント等も伺いました

山くじらの革を使った小物の展示販売もしていただきました

青空クラフトの皆さんから作業風景を見せていただきました

団体代表の安田さんのお話

もちろん、役場の安田さんからもお話しいただきました

山くじら肉の缶詰やカレーも販売していただきました