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東部校

東部校【32期】島根で暮らす外国人(事前学習)

掲載日 : 2022-10-18
10月に入り、32期生の授業が本格的に始まりました。
1年目の前期課程では、地域課題などに関する8テーマを設定し、各テーマごとに3週連続で1セットとして、事前学習、現地学習(または実習)、振り返りを行います。

最初のテーマは多文化共生で、講師は(公財)しまね国際センターの仙田武司さんにお越しいただきました。
10月18日の事前学習は、初めてのテーマ学習ということもあってか、始業の10分も前から皆さんが席に着いていて緊張感が
あり、仙田さんも驚かれるほどでした。

このテーマでは、外国にルーツのある人の暮らしについて学び、多文化共生の意義について理解することをねらいとして
います。
この日は、島根県内に住んでいる外国人の方の人数などを伺った後、在留資格別の構成比や外国人材の問題など、少し難しい
ことも教えていただきました。
外国人には「日本人と積極的に交流したい」と考えておられる方が多いのに対し、日本人は「外国人と積極的に関わりたい」
と考える方が少ないという、多文化共生の実現に向けた課題も提示いただきました。

学園生からは
「外国の方について考えることがほとんどなく、新鮮な授業でもあった。しゃべることは無理でも、やさしく接することや
理解して少しでも親近感を持つことは自分にもできるのではと思わせていただけた気がする。いつか機会を持てたらと思う。」
「普段あまり関心を持たなかった内容でしたが、講習を受けて大切なことと思えた。次回は少し不安もありますが、楽しみに
しています。」
などの感想がありました。

2週目は、外国人ゲストさんをお招きして実習を行います。

講師は(公財)しまね国際センターの仙田武司さん

初回テーマなので、緊張されている様子でした

講義の様子

積極的に質問をされる方もありました