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東部校

東部校【31期】弥生時代の隠岐

掲載日 : 2021-11-26
11月26日(金)2時限目は「弥生時代の隠岐」について、島根県古代文化センターの東森晋さんから講義を受けました。

これまでは、県東部(本土)に偏っていたため、今回は隠岐についてお話をしてくださいました。
近年、発掘資料の増加によって、山陰という大きなくくりだったのが、「隠岐」など地域ごとのくくりで研究が進んでいる
そうです。
また、過去に発掘された資料の整理や研究が進んで、近年になって分かることもあるそうです。
出雲地方で銅剣の時代が終わっても、隠岐では何らかの目的で使われていた…という話には、歴史の奥深さを感じました。

なんと、本物の土器も持ってきてくださいました!
発掘された土器は、修復専門のスタッフの方が、元の形を想像して一つ一つのかけらを合わせながら作業をされるそうです。
ところどころ白っぽい部分は、かけらが足りなくて、他の素材で補充して修復されたということで、気の遠くなる作業に
思いを馳せ、古代ロマンを感じた時間となりました。

「これは何に使うものですか」など質問する学園生もいました

講師の東森晋さん