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東部校

東部校【30期】フィールドワーク活動(多文化共生)

掲載日 : 2021-12-07
東部校第30期「ダイバーシティクラブ」(多文化共生)のメンバーは、12月7日(火)、出雲市役所を訪れました。
県内の外国人住民の半数以上の約4,800人が出雲市に住んでおられることから、行政や住民レベルの
多文化共生に関する取り組みを伺い、自分たちにできることを考えるという視点での訪問です。

総合政策部政策企画課文化国際室の今岡さんと陰山さんが、人口データ等の現状や第2期多文化共生推進プランの
策定などから始まり、学校や地域での取り組み、民間団体が参加するイベントについても詳しく説明してくださいました。
5年以上出雲市に滞在している外国人の割合は、2020年3月末時点では4割をわずかに下回っており、
これを5年かけて4割以上にすることを目指し、誰もが安心して暮らせるまちづくり、
住んでよかったと思ってもらえるようなまちづくりを進めておられるそうです。

学園生からは、市内でも特に外国人住民の方の多い地区や小学校等の対応について質問したり、
「近所に住んでいる外国人の方との関わり方を考えてしまうことがあるが、行政ができることは限られているから、
市民ができることを考えていきたい。」といった意見がありました。
今岡さん、陰山さんからは「自分たちと違う人と思わずに、声をかけることから始めてもらえれば。
日本語ボランティアの充足・不足にかかわらず、興味があればボランティアとして関わってもらいたい。」
「外国人の中には、その場の交流で終わらないつながりを求めている方もいる。」といったお話もいただきました。

出雲市役所文化国際室の皆様には、お忙しいところ対応していただき、ありがとうございました。
ダイバーシティクラブのメンバーは、次回は、出雲市内で実際に活動されている日本語ボランティアグループを訪問する予定です。