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東部校

東部校【31期】神秘の港町・美保関の魅力(現地学習)

掲載日 : 2021-11-12
11月12日(金)は、「地域資源を活かした観光振興」をテーマとした現地学習でした。
美保関町へ出かけ、観光ボランティアガイドの福田公一さんに案内をしていただきながら各所をめぐりました。

午前中は、美保神社・青石畳通り・佛谷寺を訪れました。
美保神社では、神社にある狛犬やしめ縄、本殿についての解説や神事について伺いました。
学園生から、「美保関の人は、卵を食べないというのは本当か」といった質問があり、福田さんからは、神事に関わる人は、鶏肉・鶏卵を食べないと回答をいただきました。

青石畳通りでは、通りについての説明はもちろん、通り沿いに軒を連ねる家々にある美保関ならではの工夫についても説明していただきました。
家の軒下につるしてある桶や玄関先の広いスペース、家と家の間にある海へと続く道、どれもが神事のために工夫されたものであり、神事が生活の一部に根付いていることが感じられました。

佛谷寺には、火事を免れた仏像や八百屋お七の恋人の墓所があります。
仏像や八百屋お七のお話はもちろん、境内にあるお地蔵さんについても解説していただきました。

午後からは、美保関灯台に移動し、灯台に入るグループと灯台付近を散策するグループに分かれ説明を受けました。

普段は、美保関灯台に入ることはできませんが、今回は松江観光協会美保関町支部から依頼してくださり、海上保安庁のご厚意により灯台内に入れていただきました。
灯台の中では、海上保安庁の職員さんから、灯台の歴史やどれだけ遠くまで照らせるか等お聞きし実際に上りました。
灯台上部では、灯りを実際につけていただき、どのように海上を照らしているのか、もし切れたらどうするかについてもお話していただきました。

灯台付近を散策するグループは、福田さんの案内で、灯台の周りをめぐりました。
灯台の周りには、美保関沖で発生した旧日本海軍の駆逐艦の衝突事故を伝える石碑や御神体が海上にある社があり、そのことについても説明していただきました。

来週は、「地域資源を活かした観光振興」の振り返りです。
学園生が先週の事前学習と今日の現地学習でどんなことを学び・感じたのか楽しみです。

美保神社

青石畳通り

佛谷寺

美保関灯台

灯台上部まで登らせていただきました。

美保関沖で起こった事故についても解説していただきました。

学園生で記念撮影※写真撮影の際のみマスクを外しています